今日は企業のコミュニティの作り方
キリンビールを見てみましょう。
キリンビールのコミュニティは
「キリンビール、カンパイ会議!」
とうコミュニティがあります。
実は企業のコミュニティの
作り方として、
「会員登録」=「コミュニティ参加」
という図式の仕組みをとっています。
今回取り上げる、キリンビールは実は2段構えに
しています。
①My KIRINという、
会員登録して、Web会員サービスに加入する形。
ここはコミュニティという形はとっていません。
お客様とのやり取りもなく、情報は一方的な
形です。
キャンペーンやコンテンツを見てポイントをためる
ことが出来ることで、つながりを持っている形です。
サイトを見るとここが全面にでてきます。
人数も多いですね。
②「キリンビール、カンパイ会議!」
濃いメンバーが集まるコミュニティ。
ここは①とは別にサイトを作っています。
キリンビール、ビール好きの方がビール
仲間として集まるようにしています。
②ではもっと濃いつながりを求めていて、
コアなビール好き、キリンビール好きの方に
加入してもらうことでコミュニティ化しています。
ここの部分はあまり宣伝もしていないようですし、
キリンのサイトでは、全面にでていません。
もともとは、20代~30代の若い人に
ビールを好きになってもらうために
作ったコミュニティでしたが、
現在は、登録をすれば20歳以上の方で
有れば、どなたでも参加できる仕組みに
なっています。
ここでは、
コアな内容をディスカッションしたり、
リサーチしたり、アンケートをとったり、という
ことでやり取りをしています。
ビールやキリンビールが好きな人が
参加しているのです。
ここで、新商品のモニターをしてもらったり、
様々なアンケートをしたり、つながりを持ち
ファンになってもらる仕掛けを作っています。
みなさんも自分のビジネスのお客様との
関わりの中でコミュニティ化するところを
考えていく必要があります。
お客様、お客様になるかもしれない層、すべてを
同じように扱う必要はないのです。
そこはしっかり戦略もねる必要があります。
自分の本命商品を購入してくれる
ところでコミュニティ化する、なども
一つの方法ですよね。
キリンビールのように、濃いお客様の部分を
コミュニティにする方法で少ない人数で
より濃いリサーチや、より濃いつながりを
築きファンになっていもらう、いい商品に
つなげていく、のも一つの方法です。